アフガン大統領選、両候補が再調査合意

2014/7/13付
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【カブール=共同】アフガニスタンを訪問中のケリー米国務長官は12日、首都カブールでアフガン大統領選候補者のアシュラフ・ガニ元財務相、アブドラ・アブドラ元外相と共に記者会見し、6月に行われた決選投票の全投票、約800万票を国際社会の監視の下で再調査することで両候補が合意したと明らかにした。

両候補は再調査の結果を受け入れることを約束。結果確定後、新大統領が挙国一致政権を組織することでも同意した。不正疑惑により選挙プロセスの破綻が危ぶまれていたが、米国の仲裁で決定的な対立は回避された。

再調査は数週間かかり、8月2日に予定されている新大統領の就任式は延期される見通し。

ケリー氏は会見で「(合意は)選挙プロセスの正当性の回復を求める両候補の強い願いのあらわれだ」と述べ、両候補の決断をたたえた。

アフガン選挙管理委員会は7日、決選投票でガニ氏が過半数の56.44%を得票、アブドラ氏の43.56%を上回ったとする暫定結果を発表した。

アブドラ氏は組織的な不正があったとして結果の受け入れを拒否。支持者らの間には独自政権樹立を促す動きもあり、ケリー氏は仲裁を目指して11日からアフガンを訪れていた。

アフガンでは、駐留米軍が今年末までに戦闘部隊の撤退を完了する予定。一部の米兵は駐留を継続させる計画だが、選挙をめぐる対立で新大統領選出が大幅に遅れれば、こうした方針に影響が出る可能性があった。

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