途上国から温暖化対策求める声強く COP19、台風被害受け

2013/11/12付
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【ワルシャワ=浅沼直樹】ポーランド・ワルシャワで開かれている第19回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP19)で12日、フィリピンの台風被害を受け、途上国から地球温暖化対策を求める声が相次いだ。温暖化による悪影響の緩和や、対策を実施する資金や技術などの提供を先進国に求めた。

温暖化の進行は異常気象を引き起こしやすくなる。途上国グループを代表したフィジーは「我々は気候変動の影響に直面している。フィリピンでは過去に比べて巨大な台風の影響を受けている」と指摘。小島しょ国を代表したナウルも「フィリピンの被害が示したように、温暖化の悪影響は現実に起きている」と強調。気温上昇を抑えるために先進国に対して資金や技術供与を求めた。

COP19では、先進国に温暖化ガスの削減を義務付けた「京都議定書」に代わり、2020年以降にすべての国が参加する新たな国際枠組みを15年に採択するための議論が本格化している。ただ、多くの新興国や途上国は先進国による温暖化ガスの排出削減への要求が先行していることに反発している。

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