中国、大気汚染対策に1700億円 14年
【北京=山田周平】中国の国務院(政府)は12日、李克強首相が主宰する常務会議を開き、微小粒子状物質「PM2.5」などによる大気汚染対策のため、2014年は100億元(約1700億円)の特別資金を拠出することを決めた。国務院は13年9月、17年までの総合的な大気汚染対策を決めており、特別資金は成果を上げた地方政府の財政支援に充てる。17年までにかかる対策費については、中央・地方政府、企業などの支出が総額1兆7500億元になるとの推計がある。
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