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EU、単一特許制度を導入へ 翻訳費用など削減

【ブリュッセル=御調昌邦】欧州連合(EU)は11日、2014年に単一の特許制度を導入する方針を正式に決めた。企業や個人が英語、フランス語、ドイツ語のいずれかで申請すれば、ほかの国でも特許を認める。これまでかかっていた翻訳や各国での手続きなどの諸費用が約7分の1になる。

欧州議会が11日に単一特許制度を承認し、1960年代に検討が開始された議論が決着した。今回の決定ではイタリアとスペインが自国の言語での申請が認められずに反対したことから、当面は両国を除いたEU25カ国での制度となる見通し。

これまでは欧州特許庁(EPO)から特許を取得したうえで、発明品などを保護したい国ごとに翻訳や必要な行政手続きをする必要があった。手続きの簡略化により約3万6千ユーロ(約385万円)かかっていた費用が約5千ユーロで済む。米国(約2千ユーロ)に比べると依然として割高だが、一気に差が縮まる。欧州委員会は単一特許制度の導入により、欧州での特許申請件数が増えるとともに、費用削減で欧州企業などを支援できるとみている。

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