2018年1月22日(月)

アリババ、11日の取引額最高 ネット通販5700億円

2013/11/12付
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 【上海=菅原透】中国の電子商取引最大手、アリババ集団(浙江省)は、11日の同社のネット通販サイトの取引額が350億元(約5700億円)を突破したと12日発表した。中国では近年、ネット通販各社が「11月11日」に値引きを競う商戦が過熱し、アリババの取引額も急膨張している。今回は1日の取引額としても昨年の同日を抜いて過去最高を記録し、中国の個人消費の底堅さも示した。

 中国は11月11日を「光棍節」と呼び、「1」が並ぶことから独り者の日として知られる。中国のネット通販市場で約8割のシェアを持つアリババは2009年から、この日だけの大規模セールを開始。他のネット通販業者も続々と追随し、独身者に限らずネット通販をこの日に楽しむ習慣が定着した。

 今年は、アリババ傘下のネット通販サイト「天猫」と「淘宝網」が11日午前0時から大規模なバーゲンセールを開始。出店者は目玉商品を大幅に値引きして、顧客獲得を競い合った。

 12日午前0時までの24時間の取引額は350億1900万元となり、前年同日の1.8倍に達した。中国メディアによると350億元は、百貨店やスーパーなどが中心の中国で、10月の1日当たり小売売上高総額の5割に相当する。

 米国も11月の感謝祭明けの月曜日を「サイバーマンデー」と呼んでネット消費が盛り上がる。今年は12月2日だ。アリババによると、米サイバーマンデーの12年の全取引額は121億元だった。アリババは9時間足らずでこの記録を超えた。

 ネット消費をけん引するのが、スマートフォン(スマホ)などを使った取引だ。アリババの11日の取引件数1億8800万件のうち2割超が携帯から。この比率は昨年の5%から大幅に上昇した。この取引額も100億元を超えた。

 中国の調査会社アイ・リサーチによると、昨年のネット通販市場は1兆3千億元と1兆元台を突破。16年には3兆6千億元規模まで膨らむと予測する。中国の小売売上高に占めるネット通販比率も、12年の約6%から16年には10%超に達するとみられ、ネット消費は中国の小売動向を占う指標になりつつある。

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