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米スプリント、利用料3割下げ ソフトバンク傘下

【ニューヨーク=小川義也】ソフトバンク傘下で米携帯電話3位のスプリントは11日、新たな料金プランを発表した。月額80ドル(約7900円)で、通話やスマートフォン(スマホ)でのデータ通信、ショートメッセージ(SMS)が使い放題となる。スプリントが従来提供してきた同様のプランに比べて約3割の値下げに踏み切ることで、ベライゾン・ワイヤレス、AT&Tの2強に対抗する。

新料金プランは「アンリミテッド・マイウェー・プラン」。新規加入者と既存契約者の両方が対象で、12日から契約を受け付ける。契約する回線数が増えるほど1回線あたりの月額料金が安くなる仕組みで、1人で複数のモバイル機器を使ったり、家族で同じ携帯会社を利用したりする顧客の囲い込みを狙う。

スマホの急速な普及を背景に、米携帯大手の間ではデータ通信サービスの利用量に上限を設ける動きが広がっている。スプリントは大手3社の中では唯一、「データ無制限」を維持してきたが、高速無線通信サービス「LTE」の展開の遅れが響き、加入者の減少傾向が続いている。

「データ無制限」の新規契約をやめたベライゾン、AT&Tの料金プランと単純比較はできないが、スプリントの新プランを契約した場合、年間の通信料負担は120ドルから240ドル安くなるという。

ソフトバンクは今月10日にスプリントを子会社化。50億ドルを赤字続きの同社の財務基盤強化に充てるほか、今後2年間でLTEのインフラ整備などに160億ドルを投資する計画を打ち出している。LTE網の整備には時間がかかるため、まずは料金プランで攻勢をかける狙いがあるとみられる。

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