ナイジェリア、暴動や衝突で10人死亡 ストで混乱

2012/1/12付
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ナイジェリア全土で燃料など石油製品への政府補助金の打ち切りに抗議し9日に始まったゼネストは11日も続き、これまでに各地で暴動やデモ隊と警察隊の衝突が発生、AP通信によると少なくとも10人が死亡した。主要都市ラゴスで港が閉鎖されるなど、経済活動にも混乱や影響が出ている。

西部ナイジャ州の州都ミンナでは11日、若者たちが複数の建物や車に放火、同州には24時間の外出禁止令が出された。ラゴスや首都アブジャ、北部カノなどでも大規模デモが続き、銀行や商店などは閉鎖された。

政府が今月1日に補助金の打ち切りを発表した後、同国ではガソリンの価格が2倍以上に高騰。主要労組側は政府が打ち切りを撤回するまでゼネストを続ける方針だが、補助金の代わりにインフラ投資などを強化すると主張する政府は譲歩の姿勢を見せていない。

同国はアフリカ屈指の産油国。ロイター通信によると、現時点で石油生産に影響は出ていないが、石油労組は11日、生産停止を警告した。

ナイジェリアではイスラム過激派ボコ・ハラムによる治安当局などへの襲撃やテロ事件も続発している。(ヨハネスブルク=共同)

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