2019年7月22日(月)

南シナ海、中比艦船にらみ合い

2012/4/12付
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【マニラ=共同】フィリピンと中国が領有権を争う南シナ海の浅瀬で、中国の海洋監視船とフィリピン海軍の艦船がにらみ合いを続けていることが11日、分かった。フィリピン外務省が明らかにした。

フィリピンのデルロサリオ外相は中国側に、この浅瀬は「フィリピンの排他的経済水域(EEZ)内だ」と主張し「緊張を高めるような行動を控えるよう」申し入れた。

一方、在フィリピン中国大使館は11日、「中国領海内でのフィリピン側の違法行為だ」として、フィリピン海軍の艦船に対して直ちに現場を離れるよう求める声明を発表。中国外務省の劉為民報道局参事官は同日の記者会見で「中国の主権を侵害し、南シナ海の平和と安定を維持するとした両国合意に反する」と非難。ただ、両国は「平和的解決」に向け協議中という。

浅瀬はフィリピンのルソン島の西に位置し、両国などが領有権を争う南沙(英語名スプラトリー)諸島の北にある。

フィリピン外務省によると、同国海軍の偵察機が8日、浅瀬に停泊している中国漁船8隻を発見。海軍艦船を派遣して10日に調べたところ、サンゴやサメなどを大量に取っていた。中国の海洋監視船2隻も現場に到着し、フィリピン海軍の艦船と向き合っている。

フィリピン側は「違法操業」と強調しているが、中国側は、悪天候で漁船12隻が浅瀬に避難していたと説明している。

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