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金剛山観光、北朝鮮による独占権取り消しに韓国反発

【ソウル=尾島島雄】韓国と北朝鮮の間で2年半にわたり中断している南北共同事業、金剛山観光の扱いを巡り、双方の応酬が激しくなってきた。事態膠着にじれる北朝鮮が先に、韓国側事業主体である現代グループの独占権を取り消すと表明。韓国側は即時撤回を求め、強く反発している。

まず動いたのは北朝鮮側。対韓国窓口の朝鮮アジア太平洋平和委員会が8日、現代グループとの観光契約のうち「独占権に関する条項の効力を取り消す」との談話を発表した。

金剛山観光事業は2008年の韓国人観光客射殺事件後に中断し、韓国側は事件の真相究明を要求。今後の扱いについて、同委の談話は「北(朝鮮)側地域を通じた観光は我が方が担当し、海外事業者に委任できる」と独自に事業を進める意向も示した。

ただ、北朝鮮にとって事業は外貨獲得手段の一つで、円満な形で早期再開に持ち込みたいのが本音。韓国側は「独占権取り消し」談話の裏に、韓国の歩み寄りを誘う"揺さぶり"の意図を読み取る。韓国統一省報道官は11日の記者会見で「一方的な主張で受け入れられない」「南北合意、国際規範に合わない不法で不当な措置」などと北朝鮮を強く非難した。

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