2018年2月26日(月)

日産がワゴン型EV公開 北米ショー、商品化も示唆

2012/1/11付
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 【デトロイト=杉本貴司】日産自動車は開催中の北米国際自動車ショーで商用バン「NV200」をベースとした電気自動車(EV)のコンセプト車を公開した。広い室内空間を保ちながら、充電1回あたりの走行距離は小型EVの「リーフ」と同程度という。日産は同試作車を「近未来におけるEV量産モデル」としており、コンセプト車ながら近く商品化することを示唆している。

 「ゼロエミッション(排出ゼロ)車でリーダーになる」目標を掲げる日産は、2016年度までに3000億円超を投じてエコカーの開発を加速する。ハイブリッド技術なども含むが、あくまでEVを次世代エコカーの主軸と位置付ける。実用ニーズの強い商用バンに広げる一方、今後は高級ブランド「インフィニティ」でもEVを投入する計画で、大衆車から高級車までを網羅する商品ラインアップをそろえる。

 EVでは仏ルノーと開発や生産で協力。両社で16年までに累計150万台の販売を目指す。提携先の独ダイムラーとも共同開発に乗り出す。EVの普及には充電インフラを整備する必要があるため、一定の販売台数が前提になる。日産は提携網を活用して早期の普及を目指す。

 さらにダイムラーとは次世代をにらみ燃料電池車の共同開発も進める。日産のカルロス・ゴーン社長は「今後もダイムラーとの協力の枠組みを広げていく」と提携拡大に意欲を見せた。

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