暫定大統領・首相が辞任 内乱続く中央アフリカ

2014/1/11付
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【マプト=共同】イスラム、キリスト両教徒の大規模衝突など内乱状態が続く中央アフリカのジョトディア暫定大統領と、チャンガイ暫定首相が辞任した。地域機構の中部アフリカ諸国経済共同体が10日、発表した。ロイター通信などが伝えた。

同共同体は9日から、中央アフリカ情勢をめぐって隣国チャドの首都ヌジャメナで臨時首脳会議を開催。混乱を沈静化できないジョトディア氏らへの辞任の圧力が強まっていた。後任は不明。治安改善につながるかも見通せない。

首脳会議には、中央アフリカの暫定議会である国民移行評議会のメンバー135人も招集された。同評議会には、暫定大統領を選出する権限がある。辞任発表後、中央アフリカの首都バンギでは数千人が路上に繰り出し、喜んだという。

ジョトディア氏は昨年3月に政権を奪取した旧反政府武装勢力セレカの指導者だった。その後、セレカの解散を命じたが統制が取れず、治安は著しく悪化。イスラム、キリスト両教徒の民兵間の戦闘が激化し、昨年12月以降だけで千人以上が死亡したとされる。

中央アフリカには昨年12月からフランス軍が本格介入しているが、フランスは今回の辞任には関与していないとしている。

中央アフリカはキリスト教徒が多数派だが、セレカはイスラム教徒が多く、ジョトディア氏も同教徒。

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