香港富豪番付、マカオのカジノ経営者が躍進

2014/1/10付
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香港の富豪ランキングでマカオカジノ経営者が躍進している。米誌フォーブスがまとめた最新の2014年版によると、カジノ運営会社の銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント・グループ)を創業した呂志和氏が順位を昨年の5位から2位に上げたほか、計4人が20位以内に入った。高成長が続くマカオのカジノが香港の富豪番付にも変化をもたらしている。

フォーブスによると、呂氏の資産は210億ドル(約2兆2千億円)で1年間で2.2倍となった。今年もトップを守った長江実業集団の李嘉誠氏の320億ドルに迫った。

呂氏以外にも「マカオのカジノ王」と称される何鴻●(桑の又が火、スタンレー・ホー)氏の家族もそろって順位を上げた。実の娘で米系カジノ、美高梅中国(MGMチャイナ)を経営する何超瓊(パンジー・ホー)氏の資産が7割強増えて68億ドルとなり、トップ10内の9位に、息子で別のカジノ運営会社を経営する何猷龍(ローレンス・ホー)氏も昨年の51位以下から12位に躍進した。4人目の妻にあたる梁安琪(アンジェラ・リョン)氏も5つランクを上げ19位となった。

マカオの賭博業を中心とするカジノ収入は13年に3607億4900万パタカ(約4兆7300億円)と前の年比で18.6%増え4年連続で2桁の伸び。呂氏の銀河娯楽が昨年1年間で2.3倍に跳ね上げるなど、香港で上場するカジノ運営会社6社の株価は軒並み大幅高で、主要株主の資産急増につながっている。(香港=川瀬憲司)

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