2019年2月19日(火)

EU、ラトビアのユーロ導入を正式承認 18カ国体制に

2013/7/9付
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【ブリュッセル=御調昌邦】欧州連合(EU)は9日の財務相理事会で、バルト3国のひとつであるラトビアが2014年1月から欧州単一通貨ユーロを導入することを正式に承認した。ユーロ導入は11年のエストニア以来3年ぶりで来年からは18カ国体制となる。債務危機がくすぶっているものの、ユーロ圏の拡大基調は続いている。リトアニアも15年の導入を目指している。

ラトビアのドムブロフスキス首相は9日の記者会見で、ユーロ導入について「経済発展を促進する」と期待を表明した。ラトビア通貨に対する上乗せ金利がなくなる。為替交換手数料が不要になる効果も期待できる。首相は主要通貨に切り替わることで、外国からの投資が拡大するとの見方も示した。

首相は欧州債務危機については「ユーロ圏は現在の金融・経済危機に対応してきている」と述べ、経済環境は改善してきているとの認識を示した。

現在のユーロの対主要通貨の動向については「現在の為替水準の動向は比較的落ち着いており、バランスが取れている」と語った。ユーロ圏の景気が非常に悪い時には米国の量的金融緩和や日本のアベノミクスの中でユーロが高すぎるとの懸念が出てくるものの「これらの心配は半年くらい前の話だろう」と述べた。

ラトビアはユーロの導入に際し、金融政策は欧州中央銀行(ECB)に一本化されるほか、金融安全網への資金拠出などが求められる。過去にマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いがあり、今後も対応を求められる可能性がある。

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