2019年1月23日(水)

「欧州で次の危機も」IMF専務理事が懸念

2010/12/9付
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【ジュネーブ=藤田剛】国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は8日、国連欧州本部で講演し「欧州経済は問題を抱えており、将来は今までにないほど不確実だ」と述べた。さらに「危機管理体制の強化が遅れれば次の危機を招く」と指摘し、ギリシャ、アイルランド以外にも危機が波及する危険性に言及した。

一方、単一通貨ユーロの下落については「危機の原因ではない」と断言したうえで、"ユーロ崩壊論"を完全否定。「ユーロは地域レベルでの政策協調によって補強される」と語り、各国が足並みをそろえる重要性を強調した。

ストロスカーン専務理事はフランス人で、2012年の次期仏大統領選に出馬するとの観測が出ている。同時に講演したフランス人のラミー世界貿易機関(WTO)事務局長から「適切な時期に適切な決定を下すよう期待する」と出馬を促される場面もあった。

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