中台ECFAの関税先行下げ、台湾GDP0.4%押し上げ

2010/7/8 20:08
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台湾の立法院(国会)で8日、中国との経済協力枠組み協定(ECFA)承認を巡り乱闘が起こり、負傷者が出る事態になった。施顔祥・経済部長(経産相)は同日の記者会見で、ECFAで先行実施する「優先実施項目」のゼロ関税が実現すれば、実質域内総生産(GDP)成長率を0.4%押し上げるとの試算を明らかにした。

中国が優先項目として関税下げを先行させるのは539品目で、2009年の中国の台湾からの輸入額の16.1%に相当する。施部長は自動車部品や機械の関税下げで台湾企業が恩恵を受け、6万人の雇用創出効果があるとした。

同日、ECFA承認手続きに入った立法院(国会)では条文ごとの審議と必要に応じた修正を求める野党民進党と、修正なしで一括表決を求める与党国民党が対立し、乱闘騒ぎで負傷者が出た。ただ、国民党が議席の7割を占めており、最終的には承認される見通しだ。(台北=新居耕治)

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