金融市場の混乱、アジアに波及 韓国ウォンが下落

2011/8/8付
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【ソウル=島谷英明】8日のソウル外為市場では対ドルのウォン相場が前週末比1.4%切り下がり、1ドル=1082.4ウォンとほぼ40日ぶりの安値圏に下落した。世界的な金融市場の混乱で投資マネーがリスク回避の円買いに動く半面、「非安全資産」と位置付けられるウォンからの資金引き揚げが強まった。

円の高値圏での推移が続く中でウォンの下落が進めば、韓国企業の輸出競争力は強まる。ただ世界景気が減速すれば需要そのものが落ち込み、輸出増には結びつかない恐れもある。資金調達手段を海外からの投資マネーに依存する国内銀行は資金繰りが悪化する懸念もある。

ウォン相場は外国人投資家の韓国株投資との連動性が強い。8日の韓国総合株価指数(KOSPI)は外国人売りで輸出株を中心に一時前週末比7.4%急落したのに伴い、ウォンへの売り圧力も強まった。

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