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中国・北朝鮮国境で「経済地帯」着工式 経済協力本格化へ

【丹東(中国遼寧省)=進藤英樹】中国と北朝鮮は8日、国境の鴨緑江流域に位置する北朝鮮領の中州、黄金坪(ファングムピョン)で、両国で共同開発する工業団地の着工式を開いた。北朝鮮は中国資本を活用して開発を進めたい意向で、中朝による経済協力が本格化するとみられる。

式典は雨混じりの天気のなか開催され、北朝鮮側からは朝鮮合営投資委員会の李哲委員長、中国側からは陳徳銘商務相らが出席したとみられる。式典会場にはトラックや重機が並ぶ一方、チマ・チョゴリ姿やチャイナドレスを身につけた接遇員の姿がみられた。会場周辺は装甲車が出動するなど警戒態勢が敷かれた。

北朝鮮は6日の政令で「経済地帯」に指定した鴨緑江流域の黄金坪と威化(ウィファ)の両島について、中国に50年間の開発権を認めており、中国資本を活用した工業団地の建設で外貨を獲得する狙い。日本海側の羅先(ラソン)経済特区でも、羅津(ラジン)港と中国・吉林省の琿春間の道路を改修し、中国側の投資を期待する。

6カ国協議再開のめどが立たず国際社会の経済制裁が続く状況で、中朝経済協力は困窮する北朝鮮の経済再建には欠かせない。

中国は東北部の製品積み出し港として利用できる羅先への投資には積極的だが、黄金坪開発には消極的との見方もある。日米韓は核放棄要求を強めており、投資誘致など中朝経済協力がどこまで進むか不透明だ。

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