2018年12月10日(月)

NATOにミサイル配備要請へ トルコ、シリアへ圧力

2012/11/8付
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【カイロ=共同】トルコ外務省当局者は7日、内戦中のシリアからの砲撃など不測の事態に備え、同国との国境付近のトルコ南部に地対空誘導弾のパトリオットを配備するよう北大西洋条約機構(NATO)に近く要請すると語った。ロイター通信などが伝えた。

トルコ南部にはシリア北部でアサド政権の部隊が発射した砲弾がたびたび着弾し、死者も出ている。トルコは国境沿いに自国のミサイルを既に配備しているが、より高性能のNATOのパトリオット配備にはシリアに一層の軍事圧力をかける狙いがある。

パトリオットを国境付近に配備すればシリア北部アレッポなどを空爆するシリア軍機を撃墜することも可能。ただNATOはこれまで、シリアへの軍事介入は国連安全保障理事会の承認が前提との立場を示している。

トルコ紙などによると、パトリオット配備は米国を交えて水面下で検討されてきたが、オバマ米大統領の再選で米国がシリア情勢に積極関与できるとの判断から論議が公になった。

ロイターは当初、トルコのテレビ報道としてNATOがミサイル配備を準備していると伝えたが、同テレビは報道内容を撤回したという。

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