米バフェット氏、金融危機時の投資で利益100億ドル

2013/10/8付
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米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは7日、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏(83)が2008年の金融危機前後に実行した投資で、これまでに約100億ドル(約9700億円)の利益を得たと報じた。危機時の果敢な投資が実を結んだ格好で、投資家としてのバフェット氏の名声が一段と高まりそうだ。

バフェット氏は米証券大手リーマン・ブラザーズが破綻した直後の08年9月、米金融大手ゴールドマン・サックスに約50億ドルを投資。その後も金融部門が打撃を受けたゼネラル・エレクトリック(GE)に約30億ドルを投じた。いずれも配当の高い優先株を引き受け、その後の株価回復もあり、バフェット氏に大きな利益をもたらした。

同紙の独自の集計によれば、バフェット氏の投資収益率は40%近く(税引き前ベース)に達したという。米政府も危機時に金融機関に公的資金を投じたが、こちらの収益率は約12%。割安(バリュー)株への投資を信条とするバフェット氏の運用成績がいかに秀でたものであるかがわかる。(ニューヨーク=川上穣)

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