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中国景気の後退懸念、胡主席が認める APEC演説

【ウラジオストク=中沢克二】中国の胡錦濤国家主席は8日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)で中国経済を巡って演説し、景気後退の危険があり、中小企業の経営も厳しい現状を認めた。今後は内需主導による継続的で安定的な成長へ向け、経済構造の調整を進める意向を示した。

世界景気をけん引してきた中国経済への懸念が海外を中心に強まっているため、APECに参加する産業界のリーダーらに現状を説明。安定成長を目指す決意を示した。

胡主席は景気認識に関連し、「若年層の雇用を促進する」と強調した。急増する大卒者の就職難などが中国内で問題化し、デモ頻発など政治的な安定も揺るがしかねない事態を懸念していることをうかがわせた。

内需主導への構造改革を巡っては(1)農業の強化(2)製造業の振興(3)新しいサービス産業の開拓――に言及。同時に「第1次、第2次、第3次の各産業の調和の取れた発展を目指す」と語った。

中国共産党が近く開く党大会で、胡氏は総書記の職を次世代の習近平国家副主席に譲る。多国間外交の舞台として重視してきたAPECでの演説は最後となる。

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