2019年2月19日(火)

日立、米ストレージ会社を買収 クラウド事業を強化

2011/9/8付
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【ニューヨーク=小川義也】日立製作所は8日、米子会社を通じて外部記憶装置(ストレージ)事業会社の米ブルーアークを買収したと発表した。ネットワークを経由したデータの保存・管理に強みを持つブルーアークの製品や技術を、日立の製品やサービスに組み込んで販売する。クラウドコンピューティングの基盤として需要が伸びるストレージ事業の競争力を高め、米EMCなど大手を追い上げる。

日立のストレージ海外販売子会社、日立データシステムズ(米カリフォルニア州)が買収した。買収金額は未公表だが、500億円前後とみられる。

ブルーアークは企業が大量に抱えるメールや画像、映像などのデータを、すぐに閲覧できる形式で保管する「ファイルストレージ」と呼ぶ分野の製品や技術に定評がある。日立は2006年から、製品のOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けていた。

買収により、日立の販路でブルーアーク製品の販売を拡大するだけでなく、ブルーアークが医療業界やエンターテインメント業界などで幅広く持つ顧客層を獲得。日立のストレージ製品やサービスの浸透を図る。

11年3月期の日立のストレージ関連事業の売上高は約3220億円で、大半を日立データシステムズが占める。買収の相乗効果などにより、16年3月期には4000億円に拡大することを目指す。

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