2019年1月17日(木)

セメント大手2社合併合意 スイスのホルシムと仏ラファージュ

2014/4/8付
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セメント世界大手のホルシム(スイス)と仏ラファージュは7日、合併で合意したと発表した。当局の承認を前提に、2015年前半の合併をめざす。新会社は90カ国で事業を展開し、セメント生産能力は年4億2700万トンと2位に約2倍の差をつける業界最大手になる。合併後3年間で14億ユーロ(約2千億円)の相乗効果を見込み、新興市場で攻勢をかける。

合併後の社名はラファージュホルシムで、本社はスイス・チューリヒに置く。ラファージュの株主に対し、ホルシムが発行する新株を1対1の比率で割り当てる。当局の承認を得るため、合併後のシェアが高くなる国では資産を売却する方針。売上高で45億ユーロ相当が売却対象になる見通し。

新会社の売上高は320億ユーロ(約4兆5千億円)で、新興市場の比率が6割を占める。両社とも欧州の比率は3割弱にとどまり、ホルシムはアジア太平洋と南米、ラファージュが中東、アフリカと北米に強い。合併で世界各地にくまなく供給できるようになる。

セメント業界は欧州の需要が伸び悩む一方で、中国企業が設備増強で存在感を増す。新会社は調達や販売機能を統合し、競争力を高める。(ハノーバー=加藤貴行)

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