スマホ出荷数、サムスンが僅差でアップル制す
2011年、パソコン上回る

2012/2/7 12:24
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米調査会社のIDCは6日、2011年のスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の世界出荷台数が前年比61.3%増の4億9140万台になったと発表した。パソコンの世界出荷台数は3億5239万台で、通年で初めてスマホがパソコンを上回り、インターネットに接続できるIT(情報技術)機器の主役となりつつあることを印象づけた。11年のメーカー別シェアは、韓国サムスン電子が通年で初の首位となった。

IDCによると11年のパソコン出荷台数はタイ洪水によるハードディスク駆動装置(HDD)の不足や欧州の景気低迷が響き、前年比1.6%増の3億5239万台だった。一方、スマホはサムスンの「ギャラクシーS2」などがけん引して市場が急拡大した。

スマホの出荷台数は10年10~12月期に初めてパソコンを上回り、それ以降はスマホ優位で推移。パソコンは1990年代半ばからネット接続機器の主役だったが、その座をスマホに譲った。初めて手にするネット接続機器がスマホという消費者も増えており、IT各社は対応を迫られている。

シェアではサムスンが19.1%、アップルが19%と僅差でサムスンが首位だった。ただ、スマホ全体の出荷台数が前年同期比54.7%増の1億5780万台を記録した11年10~12月期は、アップルが新製品効果で首位(23.5%)となり、追うサムスンは22.8%だった。

(シリコンバレー=奥平和行)

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