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ソニー、北米の電子書籍から撤退 楽天系に移管

【ニューヨーク=杉本貴司】ソニーは北米での電子書籍配信事業から撤退する。同社が展開する電子書店「リーダー・ストア」を米国とカナダで3月後半に閉鎖し、楽天傘下のコボに移管する。北米では米アマゾン・ドット・コムが電子書籍分野で成長しており、ソニーは事業の選択と集中の一環として北米での撤退を決めた。

ソニーの子会社、ソニー・エレクトロニクスが6日発表した。ソニーはスマートフォンやタブレットで書籍を読める電子書籍事業を、北米では2006年から始めた。ただ、対応端末が限られ競合するアマゾンの端末「キンドル」に押され、赤字に陥っていたもようだ。日本や欧州、オーストラリアでの電子書籍事業は継続する。北米での顧客数は公表していない。

専用端末「リーダー」を巡りソニーは米国では昨年秋発売の最新モデルの販売をすでに取りやめている。ただコボの電子書籍を読めるようになるため、カナダでは当面続けるという。

コボは400万以上の電子書籍を配信しており、ソニーによると今回の事業移管で同社の端末利用者が購入できる書籍が増えることになる。

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