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ギリシャで48時間ゼネスト 歳出削減法案に抗議

【アテネ=共同】ギリシャの官民二大労組の連合組織が6日から全国で48時間ゼネストを開始した。欧州連合(EU)などから次期支援を受ける条件としてギリシャ政府が135億ユーロ(約1兆4千億円)規模の歳出削減法案を国会に提出したことに抗議。ゼネストは6月にサマラス政権が発足してから3度目で、2日間にわたるのは初めて。

全土で公共交通機関や行政機能がまひ。度重なる財政緊縮策への国民の怒りの大きさを示した。警察当局によると、アテネで両労組などが実施した6日のデモには約4万人が参加した。

歳出削減法案は5日に提出。7日夜に採択される予定。法案が可決されなければ次期支援約315億ユーロは受けられず、ギリシャは今月中に国庫が底を突き、財政が破綻するとされる。

与党の一角を占める民主左派は法案に含まれる労働市場改革などに強硬に抵抗し、採決では反対票を投じる方針。残りの与党2党の票で可決される見通しだが、多数の造反者が出る可能性もあり予断を許さない。

アテネでは6日午前、組合員らが市内の公園に集合した後、国会前までデモ行進。強硬な反緊縮派政党、急進左派連合(SYRIZA)のツィプラス党首も駆けつけ、記者団に「政府はギリシャを悲惨な方向に追いやろうとしている。国民を救うためには総選挙しかない」と語った。

6日は鉄道や航空便、バスなどがストップ。官公庁も閉鎖、病院も救急スタッフのみでの運営となった。

二大労組は7日夜にも採決に合わせて国会前で大規模な抗議デモを予定している。

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