2019年1月24日(木)

中国で連続爆発、共産党への不満反映か 1人死亡

2013/11/6付
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連続爆発事件が起きた現場周辺に残された血痕(6日夜、中国山西省太原市)=共同

連続爆発事件が起きた現場周辺に残された血痕(6日夜、中国山西省太原市)=共同

【太原(山西省)=森安健】中国山西省の省都、太原市にある共産党委員会の建物前で6日朝に発生した連続爆発事件で、1人が死亡、少なくとも8人が負傷した。公安当局は党に不満を持った者による計画的な犯行とみている。国営新華社によると現場には小さな鉄球などが散乱。日用品などで作れる「圧力鍋爆弾」のような自家製爆弾が用いられたとの見方が出ている。

圧力鍋爆弾は、原料に農薬などを利用することで、素人でも殺傷力の高い爆発物を製造できるとされる。4月の米ボストン爆破テロ事件でも使われた。

目撃者によると、最初に大きな爆発音が鳴り、20秒後に大量の白煙と火花が上がった。直後にワゴン車内で爆発が起こり、爆弾に仕込まれていたとみられる鉄球などが飛び散った。爆発音は7~9回聞こえた。地元関係筋によると爆弾は全部で9つあり、8つが爆発。残り1つは地元当局が処理したという。

太原市の共産党委員会の建物前で起きた爆発後の現場付近の映像が公開された(6日)

太原市の共産党委員会の建物前で起きた爆発後の現場付近の映像が公開された(6日)

現場周辺では、爆発で飛んできた鉄球でドアがへこむなど約20台の車両で被害が出ている。爆発現場から100メートルほど離れた車両にまで被害が出ているとの情報もある。

一方、中国政府は10月28日の天安門前の車両突入・炎上事件を受けて6日までに新疆ウイグル自治区や北京市などでウイグル族200人以上を拘束した。自治区の情勢を伝えるウェブサイトなどによると、事件現場の北京、実行犯グループとの関係が強いとされる自治区内のトルファン、ウルムチ、イーニンなど各地域で大量に拘束。「国家分裂の扇動」などが理由とされる。

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