香港の食品展に農水省が出展 日本企業9社が参加
【香港=川瀬憲司】香港で6日始まった海産物などの見本市「アジア海鮮展」に、日本の農林水産省が「ジャパンパビリオン」を出展、日本の食品会社9社が出店した。3月の東日本大震災後、同省が海外で初めて開いた日本食のプロモーション。香港は日本の農水産物の最大の輸出市場だが、東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で、需要は一時大きく落ち込んだ。出展で信頼回復へ食品の安全性アピールを狙った。東北地方から唯一出店した海産品加工会社のヤマヨ(青森県八戸市、町田健司社長)はイカの塩辛やシメサバなどを出品した。
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