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タブレット世界出荷49%増 アップルはシェア50%に低下

7~9月

【シリコンバレー=奥平和行】米調査会社のIDCは5日、7~9月期のタブレット(多機能携帯端末)の世界出荷台数が前年同期比49.5%増の2780万台になったと発表した。メーカー別シェアでは米アップルが前年同期比9.3ポイント減の50.4%に低下。韓国のサムスン電子など米グーグルの基本ソフト(OS)を採用したメーカーの伸びが目立った。

IDCによると7~9月期のパソコンの世界出荷台数は前年同期比8.6%減の8779万台で、パソコンとタブレットの合計を「個人向けコンピューター」とみると、このうち4台に1台がタブレットになった計算だ。タブレットの急速な普及はパソコンメーカーにも影響を与えそうだ。

メーカー別シェアはアップルが50.4%まで低下した。今年3月に発売した第3世代のiPad(アイパッド)の需要が一巡したほか、IDCは小型で価格も手ごろな「iPad mini(ミニ)」発売の噂が流れて消費者の間で買い控えが起きたとみている。

グーグルのOS「アンドロイド」を搭載した「ギャラクシー・タブ」などの販売を拡大したサムスンは前年同期比11.9ポイント増の18.4%までシェアを伸ばした。9月に新製品を発売した米アマゾン・ドット・コムは9%、グーグルと小型タブレット「ネクサス7」を共同開発した台湾の華碩電脳(エイスース)も8.6%を獲得した。

アップルは7~9月期にシェアを落としたが、年末商戦に重なる10~12月期はiPad miniなどで巻き返しそうだ。同社は5日、今月2日に発売したiPad miniと第4世代のiPadの販売台数が3日間で300万台に達したと発表。一方、サムスンもグーグルと共同開発した10型の商品の発売を今月半ばに控えており、競争が激化しそうだ。

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