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ベネズエラ大統領、CIA元職員の亡命受け入れ

【サンパウロ=宮本英威】米当局に訴追された米中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン容疑者を巡り、南米ベネズエラのマドゥロ大統領は5日、「人道的な亡命を受け入れる」と表明した。元職員は国際社会に広く亡命の支援を求めてきたが、受け入れ先探しに難航。ロシアの空港滞在が長引いていた。

渡航に必要な書類の発行など、亡命受け入れに向けた具体的な動きについては述べていない。また、米国による元職員の送還要請を受けて各国が元職員を乗せる航空機の領空通過などを拒絶する可能性もあり、実際に移動できるかは不透明だ。

ベネズエラが元職員の受け入れに動いた背景には、物不足や治安悪化などの国内の課題に直面するなかで、反米姿勢を強調することで国内の求心力を高める狙いがあるとみられる。マドゥロ大統領は「彼は米国がスパイをしているという真実を伝えた」と語り、米国を批判した。

中米ニカラグアのオルテガ大統領も同日、「環境が整えば亡命申請を受け入れる」と表明している。オルテガ氏もマドゥロ氏と同じく反米左派で知られる。

スノーデン元職員は6月23日にロシアに到着してから、入国せずに乗り継ぎエリアに滞在し続けているとみられている。内部告発サイト「ウィキリークス」は5日、新たに6カ国に亡命申請したと発表。その前には既に約20カ国に亡命や亡命支援を求めている。

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