2019年1月24日(木)

バングラデシュ議会選挙、与党が圧勝へ 正統性には疑問

2014/1/6付
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【ニューデリー=岩城聡】5日に投開票が行われたバングラデシュ議会(一院制、350議席)の選挙は、ハシナ首相が率いる与党アワミ連盟(AL)が圧勝する見込みとなった。バングラデシュ民族主義党(BNP)など主要野党がボイコットしており、改選議席300の半数以上でアワミ連盟と与党系政党の候補が当選。しかし、野党不在の選挙は国際的にも「正統性」に疑問の声が上がるのは必至の情勢だ。

選挙結果は6日夕にも発表される予定。今回の選挙では、BNPを含む約20の野党が、中立の選挙管理内閣の下での実施を要求し、全土で抗議活動を展開した。

5日の投票日も野党支持者らは150カ所以上の投票所を襲撃、投票用紙を燃やすなどの抗議の姿勢を示した。今後はより過激な行動に移る可能性があり、治安の悪化が懸念される。

選挙は、各党に配分される女性枠50議席を除く300議席について争われた。しかし、大半の選挙区では与党ALや与党系の候補者しか立候補しなかったため、無投票での議席獲得を決めた。

米国や欧州連合(EU)は選挙監視団の派遣を見送っており、今回の選挙と続投が予想されるハシナ政権の正統性に疑問を投げかけている。

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