2019年7月20日(土)

中国、ワクチン3社生産停止 幼児の死亡相次ぐ
当局が命令「品質不十分」

2014/1/6付
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中国でB型肝炎ワクチンを接種したことが原因とみられる幼児死亡事件が相次いで起きている。国家食品薬品監督管理総局は大連漢信生物製薬(遼寧省)など中国のワクチン製造大手3社に対し、品質水準が不十分として生産停止を命じた。

1月1日から生産を止めたのは大連漢信、深圳康泰(広東省)、北京天壇(北京市)の3社で、同ワクチンの国内市場のシェア8割を握る。大連漢信は一部アジア諸国にも輸出している。当面は輸入ワクチンの需要が高まりそうだ。

中国ではワクチンを接種した翌日に幼児が死亡するなど、ワクチン関連の死亡が十数件報告されている。製薬会社は因果関係を否定している。

病死した豚の肉を使った「毒ソーセージ」、レストランの排水溝から回収した食用油を再利用する「下水油」など食の安全に関するスキャンダルが絶えず、中国の市民は消費者の健康より利益を重視する企業への不信感を強めている。「食の安全」に続いて「薬の安全」が新たな問題として浮上してきた格好だ。

(大連=森安健)

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