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GM、「シボレー」欧州販売撤退 販売不振で

【フランクフルト=加藤貴行】米ゼネラル・モーターズ(GM)は5日、欧州での「シボレー」ブランドの乗用車販売を2015年末で終了すると発表した。欧州市場の販売シェアが1%台と低迷し、市場自体の縮小で競争環境も厳しい。GMは欧州販売の主力である傘下の独オペルに経営資源を集中し、赤字続きの欧州事業のテコ入れを図る。

GMは05年に欧州でシボレーブランドの販売を再開し、中小型車を中心に販売。大半を韓国で製造し欧州に輸出してきた。ただ、米国では主力ブランドのシボレーも欧州に限っては独フォルクスワーゲン(VW)や仏ルノーなどに押されて存在感を示せていない。

欧州市場低迷も響き、シボレーの13年1~10月の欧州販売台数は12万台と前年同期比で17%減。GMグループの欧州販売の8割強はオペルとボクソールが占めており、シボレー撤退でブランドの拡散を防ぐ。

シボレーの欧州撤退に伴い最大10億ドル(約1020億円)の費用が発生し、GMは大半を13年10~12月期に損失計上する。

GMは今年4月、16年までにオペルに40億ユーロ(約5560億円)を投じる計画を発表している。オペルを欧州の中核ブランドと位置付け、新型車を23車種投入する方針で、成長が見込めるロシア市場も攻略する計画だ。

コスト削減では、オペルが独ボーフム工場の14年閉鎖を決定済み。GMは販売面のシボレーの撤退も加え、欧州事業の10年代半ばの黒字化をめざす。

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