/

韓国、防空識別圏の拡大表明 中国に対抗

国防相、離於島など含める

【ソウル=加藤宏一】韓国の金寛鎮(キム・グァンジン)国防相は5日、韓国政府が検討中の防空識別圏(ADIZ)拡大に関して、中韓が管轄権を争う暗礁の離於島(イオド、中国名・蘇岩礁)などを含める方針を国会で表明した。近く政府案を決めてから、日本など周辺国に説明する考え。同島には日本が防空識別圏を設けており、中国も新たに設定したばかり。日中韓の新たな外交懸案に発展してきた。

金国防相は同日の国会国防委員会で、離於島のほか、日本の防空識別圏に含まれている韓国最南端の馬羅島(マラド)について「韓国の領土・領海は当然(韓国の防空識別圏に)入れるべきだ」と強調した。金国防相や尹炳世(ユン・ビョンセ)外相らが参加して開く国家安保政策調整会議で決定する見通し。

国防委の討議では、韓国が防空識別圏を拡大する場合、日本が対抗措置として現在は防空識別圏に含んでいない島根県竹島(韓国名・独島)を新たに設定する可能性があるとの質問が出た。金国防相は「そうならないよう外交的な努力が必要になる」と述べた。

韓国は、中国が離於島などを含む形で一方的に防空識別圏を設定したことに反発。11月28日にソウルで開いた国防次官級の中韓戦略対話では、韓国と重なる部分を修正するよう中国に求めたが拒否された。中国は新たに設定した防空識別圏に関連し、通過する航空機に飛行計画を提出するよう求めているが、韓国は国内の航空会社に従来通りの対応をとるよう指示している。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン