中国に陳述書提出求める 南シナ海巡り仲裁裁判所

2014/6/4付
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【マニラ=佐竹実】南シナ海のほぼ全域を自国領とする中国の主張が違法だとしてフィリピンが提訴した仲裁裁判で、オランダのハーグにある常設仲裁裁判所は4日までに、中国側に陳述書の提出を求めたと発表した。今年3月にフィリピンが意見陳述書を提出したことに対応する措置。同裁判所によると、中国は「フィリピンが主導する仲裁は受け入れられない」と従来の主張を繰り返しており、陳述書提出の要求にも応じないとみられる。

仲裁裁判は国連海洋法条約に基づき、常設仲裁裁判所で行われる。判決に法的拘束力はないが、フィリピン側には結果を国際社会に示す狙いがある。中国との対立を強めるベトナムも仲裁裁判を検討している。

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