2019年5月24日(金)

米、ミャンマー制裁を段階解除 数週間内に手続き

2012/4/4付
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【ワシントン=中山真】米国務省のヌランド報道官は3日の記者会見で、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)が圧勝したミャンマーでの補欠選挙結果を受け、同国への経済制裁が段階的に解除されるとの見通しを示した。民主化が進展していると判断したためで、早ければ数週間以内にも具体的な手続きが始まると語った。まずミャンマー政府幹部への査証(ビザ)発給停止措置などが解除される見通しだ。

ヌランド氏はミャンマーでの民主化の進展に合わせて関係の正常化を進める方針を重ねて強調したうえで、今回の選挙を踏まえ「米国の側で今後どう対応できるか検討しているところだ」と明言。欧州連合(EU)や東南アジア諸国連合(ASEAN)とも制裁解除に向けた協議を進めていることも明らかにした。

米政府は既に、ミャンマー政府による政治犯釈放などの民主化プロセスの進展を踏まえ、世界銀行などの国際機関による経済支援を後押しする制裁解除措置を決定済み。今後は、政府要人へのビザ発給停止の解除のほか、現在は臨時代理大使級に格下げされている外交関係の正常化などに進むと見られる。

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