英閣僚、交通違反で妻を替え玉に 検察が訴追、辞任表明

2012/2/4付
保存
共有
印刷
その他

英検察当局は3日、運転免許停止を免れるため、当時の妻をスピード違反の替え玉にしたとして、司法妨害の疑いでエネルギー・気候変動相のクリス・ヒューン氏(57)を訴追すると発表した。ヒューン氏は一貫して不正を否定しているが、発表後に閣僚辞任を表明した。

2010年5月に発足したキャメロン政権で閣僚の辞任は、知人男性との癒着疑惑が発覚した前国防相に続いて2人目。緊縮財政で国民からの支持つなぎとめに苦心している政権にとっては、ダメージとなりそうだ。

検察によると、ヒューン氏は欧州議会議員だった03年にスピード違反を犯したが、捜査当局に「運転していたのは妻」とうその届け出をした疑い。それ以前の交通違反で点数がたまっており、免許停止を免れようとしたとみられる。

検察は当時の妻で経済評論家のビッキー・プライス氏も訴追する。2人は昨年、離婚した。

ヒューン氏の後任には3日、雇用担当のエド・デービー閣外相が任命された。(ロンドン=共同)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]