2019年1月20日(日)

ムラディッチ被告が戦犯法廷初出廷 「不快だ」と罪状認否拒否

2011/6/3付
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【ブリュッセル=共同】旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(オランダ・ハーグ)は3日、ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦の大物戦犯ムラディッチ被告の人定質問や起訴事実の朗読などの予備審理を行い、被告が初めて同法廷に出廷した。

ジェノサイド(民族大量虐殺)、人道に対する罪など11の罪状を挙げた起訴事実の朗読を聞いたムラディッチ被告は「不快だ。聞いたこともない」と述べ、罪状認否を拒否。裁判長は7月4日に罪状認否を行うことを決めた。

ムラディッチ被告は灰色のスーツ姿で出廷。「私は重病人だ」と訴えるとともに、起訴状など検察側資料を読むのに「最低でも2カ月は必要」と述べ、健康状態と公判準備を理由に裁判を引き延ばそうとする姿勢を見せた。

起訴状によると、1992~95年のボスニア内戦で、セルビア人勢力の軍事部門の司令官だったムラディッチ被告は、同勢力の政治指導者だったカラジッチ被告(同法廷で公判中)らとともに、ボスニアからのイスラム教徒、クロアチア人の排除を目指し、死者1万人以上を出したサラエボ攻撃や、東部スレブレニツァでの7千人以上の虐殺を指揮した。

両被告は、95年に旧ユーゴ国際戦犯法廷に起訴された。

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