2019年1月22日(火)

中国当局、汚職疑いの元幹部・周永康氏を巡る報道解禁

2014/3/3付
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【北京=島田学】中国共産党は3日、党が汚職や職権乱用などを疑い、監視下に置いているとされる周永康・前党政治局常務委員を巡る国内報道を解禁したようだ。中国各紙が同日、周氏を名指しし、何らかの「問題」が生じていることを初めて報じた。京華時報は1面で「周永康問題」と明記。党機関紙、人民日報系の環球時報も「周永康を巡る噂」の存在を認める記事を載せた。

習近平政権になって周氏の元側近が相次いで失脚するなど、周氏への包囲網は次第に狭まっている。今回の報道解禁には、周氏本人への本格捜査に向けた世論形成の側面もありそうだ。

中国メディアは今年に入り、周氏の弟や息子らが汚職などの容疑で拘束されたと伝えていたが、それが周氏の親族だとは明示せずに報じていた。

中国各紙の3日の記事はいずれも、中国の国政助言機関、全国政治協商会議の呂新華報道官の2日の記者会見を伝えたもの。呂報道官は周氏を巡る問題について問われ「私が答えられるのはこれだけだ。あなたもお分かりでしょう」と回答。周氏が党の調査を受けていることを示唆した。

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