HP、米3PARを1980億円で買収 デルとの争奪戦決着
最終合意発表

2010/9/3付
保存
共有
印刷
その他

【シリコンバレー=奥平和行】米ヒューレット・パッカード(HP)は2日、ストレージ(外部記憶装置)メーカーの米3PAR(スリーパー)を買収することで同社と最終合意に達したと発表した。ネット経由でソフトウエアや情報サービスを提供するクラウドコンピューティングの普及をにらみ、HPと米デルが3PARの争奪戦を繰り広げてきたが、HPによる買収で決着した。

HPと3PARの取締役会が買収を承認した。HPはTOB(株式公開買い付け)を実施して3PARの株式を1株当たり33ドルで買い取る。HPの発表によると、買収総額は23億5000万ドル(約1980億円)。

年末までに買収手続きを終え、3PARをHP本体に統合する予定だ。3PARはHPの買収提案に先立ちデルと買収でいったん合意しており、契約破棄に伴い7200万ドルの違約金を支払う。

3PARの買収をめぐっては8月16日にデルが1株当たり18ドルで買い取ることを発表、その後に買収の意向を表明したHPとの間で条件を競ってきた。2日朝にHPが買い取り価格を1株当たり33ドルに引き上げたことを受け、デルが買収を断念すると発表していた。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]