ムーディーズ、ギリシャ国債格下げ 最低の「C」に
デフォルト状態

2012/3/3付
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【ニューヨーク=川上穣】米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは2日、ギリシャ国債の格付けを従来の「Ca」から1段階引き下げ、最低の「C」にしたと発表した。同社によれば、「C」は通常、デフォルト(債務不履行)に陥っており、元利の回収の見込みが極めて薄い状態を示す。

ギリシャの支援策で、同国の国債を保有する民間投資家が実質7割超となる債務減免を求められることを受けた措置。

米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は2月27日に同国の債務格付けを「選択的デフォルト(SD)」に引き下げていた。

民間の債権者は国債の元本を53.5%削減したうえで、新たな国債と交換する。新たな国債の利率が低くなるため、債権者の実質的な損失負担は7割を超えるとされる。

ムーディーズは、債務の交換後も「デフォルトのリスクは高いままの状態が続く」と指摘。債務の交換後に格上げする場合も、「小幅な引き上げにとどまりそうだ」としている。

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