米財務省、超長期債発行検討へ 金融界「100年債」も提言

2011/2/3付
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【ワシントン=大隅隆】米政府が資金調達の安定へ償還期間30年超の超長期債を発行する可能性が出てきた。米金融界は100年債も視野に発行を検討すべきだと提言。米財務省高官が2日、一部の超長期債の発行検討を示唆した。

米国債は30年債が最長。1日開いた民間金融機関などで構成する米財務省の諮問委員会で、出席者の一人が「質の高い長期債の需要は旺盛」と指摘。40、50、100年債などの発行を検討すべきだと提言した。

ミラー米財務次官補は2日の会見で、100年債の発行には慎重な姿勢を示したが「いくらか長い満期の債券については検討する利点があるかもしれない」と語った。

米国は年1兆ドルを超す財政赤字が続いており、国債の発行残高も積み上がっている。超長期債を発行すれば資金の安定調達につながるが、財政規律が一段と緩む懸念もある。日本の超長期債は40年債が最長。

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