2019年1月24日(木)

NY株7日続落 リーマン直後以来の連続下落

2010/7/3付
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【ニューヨーク=川上穣】2日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は7日続落し、2009年10月5日以来、約9カ月ぶりの安値を付けた。6月の米雇用統計で雇用者数が市場予想を上回って減少し、投資家の失望売りが出た。ダウ平均の7日続落は、リーマン・ショック直後の08年10月1~10日(8日続落)以来の記録。米景気の先行きへの警戒感が高まり、投資家心理が一段と冷え込んでいる。

ダウ平均の終値は前日比46ドル05セント(0.5%)安の9686ドル48セント。直近7営業日の下げ幅は611ドル(5.9%)に達した。

この日は、6月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比12万5000人減と、市場予想(約10万人減)を上回った。週平均の労働時間も減っており、雇用情勢の悪化で個人消費の伸びが鈍るとの見方が台頭。ダウ平均は一時120ドル近く下がる場面もあった。

5月の米製造業受注額が市場予想を下回り、米景気を下支えしてきた企業の生産活動への懸念も株価を押し下げた。米独立記念日を含む3連休を前に、相場の先行き不透明感から個人投資家が株式の保有を減らす売りを出したとの指摘もある。

米景気の減速で原油需要が伸び悩むとして、原油価格も下げた。指標となるニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の原油先物価格(期近物)は前日比0.81ドル安の1バレル72.14ドルで終えた。5日連続で安くなり、この間だけで8.5%下落した。市場心理の冷え込みで投資家のリスク回避が止まらず、株式と商品相場が同時に下げ足を速めている。

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