2019年2月20日(水)

スーダン停戦要求決議を採択 国連安保理が全会一致

2012/5/3付
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【ニューヨーク=共同】国連安全保障理事会は2日、石油権益などを巡り国境付近で軍事衝突を繰り返し緊張が高まっているスーダンと南スーダンの両国に即時停戦を要求、守られない場合は両国に経済制裁を警告する安保理決議案を全会一致で採択した。難色を示していた中国とロシアが賛成に回った。

南スーダンが昨年7月にスーダンから分離独立した後も石油権益配分などの問題でたびたび衝突。両国の緊張緩和は東アフリカ地域全体の安定にとって極めて重要だが、全面戦争突入も危ぶまれる緊張状態が安保理決議で収束するかどうかは不透明との声も強い。

決議で、安保理は国境付近での衝突を「非難」し、人道状況に「深い懸念」を表明。両国に空爆などあらゆる敵対行為を即時中止し、部隊を係争地域から撤退させ、石油権益や国境画定などの問題を解決するため2週間以内に交渉を再開するよう要求。従わない場合は「(経済制裁などを定めた)国連憲章7章41条に従い、適切な追加措置を取る」意思を表明した。

両国軍は石油利権などをめぐり国境付近で3月下旬から戦闘を続け、スーダン軍が頻繁に空爆を実施。南スーダン軍はスーダン側のヘグリグ油田を一時占拠するなど緊張が激化した。

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