/

イエメン大統領、2年後の退陣表明 デモ中止求める

【ドバイ=太田順尚】イエメンのサレハ大統領は2日、事実上2013年の大統領選に出馬せず、任期満了の2年後に退陣する意向を表明した。息子への権力継承も否定した。同大統領は約30年にわたり指導者の地位にある。同国ではチュニジア政変後、デモが頻発。3日には大規模な大統領退陣要求デモが予定されていた。チュニジアでの政権崩壊を引き金とする民主化要求の動きが周辺国に連鎖している。

2年後の退陣、息子への権力継承否定を表明するイエメンのサレハ大統領(2日)

2年後の退陣、息子への権力継承否定を表明するイエメンのサレハ大統領(2日)

サレハ氏は13年の現任期満了後にも大統領選に出馬するため、終身大統領を容認する憲法改正に踏み切るとみられていた。だが、2日、「国のことを考え譲歩する」と憲法を改正しない考えを表明。退陣意向表明と引き換えにデモ中止を求めた。野党側は「好意的に受け止める」としているが、デモ中止には応じない姿勢を示した。

イエメンには国際テロ組織アルカイダ系の「アラビア半島のアルカイダ」が活動拠点を置く。政情が不安定になれば、米オバマ政権の対テロ戦略に影響する可能性もある。

イエメンは国民の約半数が1日2ドル以下で暮らすアラブ最貧国とされ、1月のチュニジア政変以来、首都サヌアなどで数千人規模の反政府デモが相次いでいた。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン