2018年1月23日(火)

世界の違法伐採、中国が加速 NGOが報告書

2012/12/3付
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 英国の環境系の非政府組織(NGO)であるEIAは中国の消費拡大が世界の森林の違法伐採を加速させているとの報告書を発表した。中国は世界一の木材消費・輸入・輸出国だが、現地政府の許可なく切り落とした樹木に関しても最大の輸入国という。

 EIAによると、中国が2011年に輸入した違法な丸太や木板は少なく見積もっても1850万立方メートル。総額は中国の木材輸入の1割に当たる37億ドル(約3千億円)。輸入を主導しているのは国有企業という。

 例えば高級家具に使う紫檀(したん)はカンボジア、ラオス、タイ、マダガスカルで違法に伐採されたものが多い。ラオスでは紫檀1立方メートル分に150万円の値段がつくという。

 中国は自国では植林に熱心で国家林業局は「植林面積は世界一」と宣伝する。だがEIAは「中国は事実上、森林破壊を輸出している」と批判。中国政府に違法伐採への対策を求めている。(北京=森安健)

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