2019年1月20日(日)

ドイツ、伝統の徴兵制廃止

2011/7/1付
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【ベルリン=共同】ドイツで長年維持されてきた徴兵制が1日から、事実上廃止となった。冷戦が終結、東西ドイツが統一して20年以上が経過し、安全保障をめぐる情勢が大きく変化したのが理由だ。

財政赤字の削減のため、国防費の大幅減を迫られていることも背景にある。ドイツ政府は、連邦軍の兵力数を現在の約22万人から段階的に約18万5千人に減らし、テロ対策や海外派兵に機動的に対応できる職業軍人の集団に再編する計画。

ドイツの徴兵制は19世紀前半に導入。第2次大戦後、再軍備が認められたことを受け、旧西ドイツで1950年代に復活した。兵役の代わりに病院や福祉施設などで社会奉仕活動に従事する良心的兵役拒否も認めていた。

その良心的兵役拒否者は、昨年まで年間6万人以上。ドイツ政府は、若者の労働力が不足して痛手となる病院などに補充対策を講じる。

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