2019年1月17日(木)

北朝鮮、ミサイル発射予告 10~22日に
今年2回目

2012/12/1付
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北朝鮮分析サイト「38ノース」が公表した、北朝鮮北西部東倉里のミサイル組み立て施設付近の衛星写真(26日撮影)=デジタルグローブ提供・共同 

北朝鮮分析サイト「38ノース」が公表した、北朝鮮北西部東倉里のミサイル組み立て施設付近の衛星写真(26日撮影)=デジタルグローブ提供・共同 

【ソウル=尾島島雄】北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会報道官は1日、今月10日から22日の間に人工衛星をロケットで打ち上げるとの談話を発表した。失敗した4月に続く事実上の長距離弾道ミサイルの発射実験となる。日本の衆院選が16日、韓国大統領選が19日に予定されており、安全保障上の緊張を高めて揺さぶる意図がうかがえる。

平壌放送の報道をラヂオプレスが伝えた。強行すれば北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射は5回目となる。1年に2回実施するのは初めて。今回打ち上げるとしている衛星「光明星3号」、ロケット「銀河3号」はいずれも4月と同じ名称で、同型の可能性が高い。

場所は「黄海衛星発射場」で、前回と同じ北西部の東倉里を指す。飛行ルートは「南方」で、黄海から東シナ海、フィリピン沖へ至るもよう。談話では前回の失敗を踏まえ「欠陥を分析し、信頼性と精密度を改善し、打ち上げ準備を終えた」と表明した。

4月、北朝鮮が人工衛星打ち上げと主張して公開した長距離弾道ミサイル(北朝鮮北西部・東倉里)=共同

4月、北朝鮮が人工衛星打ち上げと主張して公開した長距離弾道ミサイル(北朝鮮北西部・東倉里)=共同

「金正日同志の遺訓を高く奉じる」とも言及し、17日の金総書記死去1年に合わせ国威発揚を図る意図が見える。北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)氏が第1書記となった2日後の4月13日に長距離弾道ミサイルを発射したが失敗していた。

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