米産トウモロコシ、カビ毒汚染の懸念 予防措置で牛乳も検査
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【シカゴ=野毛洋子】半世紀ぶりの干ばつに見舞われた米国で、発がん性の高いカビ毒「アフラトキシン」によるトウモロコシ汚染の懸念が浮上している。主産地のアイオワ州は8月31日、トウモロコシを飼料とする乳牛の汚染を懸念し、予防措置として州内の酪農農家が生産する牛乳を検査する規制を導入した。
アイオワ州は同州産トウモロコシのサンプル検査も実施する。米国のトウモロコシの収穫は始まったばかりで、実際の汚染状況...
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