ケニア軍がソマリア空爆 モール襲撃の報復
【ナイロビ=共同】ケニア軍は10月31日、隣国ソマリア南部にあるイスラム過激派組織アルシャバーブの軍事訓練拠点を空爆し、破壊したと発表した。地元メディアなどが伝えた。9月にケニアの首都ナイロビで起きたショッピングモール襲撃事件の報復という。
ケニア軍は、空爆した拠点で襲撃事件の犯人が訓練を受けていたとしている。軍は、空爆時に拠点にいた戦闘員約300人のうち多数が死亡したか負傷したとみている。今後も空爆攻撃を続けるという。
同事件では外国人ら67人が犠牲となり、アルシャバーブが犯行声明を出した。一方、アルシャバーブの報道担当者はロイター通信に対し、空爆を受けたことを否定した。