2019年7月22日(月)

ブラジルとメキシコに不協和音 自動車輸出入巡り

2012/3/1付
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【サンパウロ=檀上誠】ブラジルとメキシコの間で自動車の輸出入を無関税とする協定を巡って不協和音が広がっている。輸入超過に陥っているブラジル政府は29日までにメキシコ政府に台数枠の適用を要求。一方、メキシコ側は協定の見直しには消極的で、問題解決のメドは立っていない。

28日にブラジリアで開催された両国の外相・経済相協議は物別れに終わった。29日に予定されていた会談は中止となり、同問題を継続協議することが決まった。

両国は2002年に協定に署名。相互に無関税輸入の台数枠を設けた時期を経て、07年からは自動車の輸出入を完全自由化した。現在、日産自動車が「マーチ」をメキシコからブラジルに輸出しているほか、マツダも建設中のメキシコ工場を生産拠点にしてブラジル市場への参入を計画するなど、メキシコ側の攻勢が目立っている。

ブラジルの報道によると、同国政府は台数割り当てなど無関税輸入の上限を設けることを提案したほか、メキシコで生産される車の現地部品調達率の引き上げを求めたもよう。メキシコがブラジルの要求を受け入れれば、両国で生産を分担している日本や欧米の自動車各社に影響が出る可能性がある。

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